嫌いなゲームからゲームに求めているものを探る

生まれてからこの方、ゲームというものに取り憑かれている一方で、ゲームの好き嫌いというものを一度整理したいという気持ちがあって、自分語りを書き綴ります。書きます。

でも、好きなゲーム、嫌いなゲームを語る前に、楽しくないものにお金は払いたくないな、という考えがある一方で、実際にゲームというものは遊んでみないと、楽しいとかつまらないとかがわからないというジレンマがあった時代から、さまざまなレビューや評価の情報を収集できたり、基本無料(F2P、P2W問わず)で遊べるビジネスモデルのゲームが出て、気軽に遊べるものもあるという意味では、個人的には恵まれた時代を生きていると思います。選択肢が多すぎて、困ってしまいますね。

ゲームの履歴書みたいなものがあれば、このゲームどうだった?とか、色んな人との話題がスムーズに運ぶのかもしれないけど、少なくとも100本以上は遊んでいるので、まず自分自身の整理・分析をするのも厳しいなあと思っています。それに、1つのゲームを集中的にやるということを繰り返してきたので、ゲーマーとしては数をこなしていない方かもという自覚もあったりするので、メジャーだけどやってないゲームも結構あったりするのかもしれません。

本題。嫌いなゲームについて。

端的に言うと、シナリオがダメなRPGとホラーゲーム

嫌いって言葉は可能性を狭めるので、自分にとっても良くないし、それが好きな人を遠ざける言葉なので、本当は使わない方が良い言葉なのかもしれないです。実際、自分はドラクエのあるナンバリングタイトルを嫌いと言い切って公言しているので、他のドラクエについて、遊ぶことができずにいます。もしかしたら他のドラクエは遊ばずに一生を終えるかもしれないです。

ただやっぱりエンターテインメントに触れた時の楽しさや喜びを大切にしたくて、意味のない仲間の離脱や後味の悪いシナリオというものは飛び道具ではなく、デッドボールだと思います。仲間の離脱については、FF5でも、仲間の1人であるガラフがクリスタルを守る旅の途中に死ぬのですが、代わりに孫のククルがガラフのステータスを引き継いで加入しますし、ストーリー終盤で絡んで来るので、あっちは意味のある死なのではないかと思います。エスカ&ロジーのアトリエも世紀末な世界観ではあったけど、その中で登場人物は夢や希望を持っていたので、個人的には好きな作品の1つです。

ホラーゲームは苦手。本当に苦手。お金を積まれてもやりたくない。人生そんなに長く生きてきた訳ではないけれども、幽霊や怪異というものに遭遇したことがないので、夜道で怖いのはリアルな人間の方だなとは思うけど、ああいったものが実在する世界を体験したくないという意味でホラーゲームをやりたくない。というか、スリルだけで楽しさがないものは、エンターテイメントだと感じない。ただ、鏡やカメラ、その他の宗教的なアイテムを活用したり、どうやって死角を作り出すかなど、恐怖を感じるポイントをいかに作り出すか、というのを考える作る側の視点ではめちゃくちゃ面白いし、美学もある創作活動なのではないかと思います。需要と供給が合っているのか気になりますね。

格ゲーは好きか嫌いかが判断が難しいジャンルのゲームだと思っていて、ゲームとしては読み合いと正確さが要求される奥の深いゲームだけれども、初心者と上級者が100戦遊んでも、運要素が絡まないから、初心者はおそらく1本も取れないという意味では、その場合はゲームじゃなくてただの蹂躙だなと思ったりします。孤高の強さを求めている方になら、おすすめジャンルですね。

1人でやるゲームとみんなでやるゲームをごっちゃにしてしまいましたが、1人でやるゲームにはエンターテインメント性、みんなでやるゲームには奥深いけど、運要素も絡むものを求めているかもしれない。

まさか、必要なゲームはソリティアと麻雀だけで十分だった?